【初心者向け】MTG カードの種類について(補足編)

初心者向け解説
※本サイトはアフィリエイトプログラムに参加しております。内容は公平になるよう努めております。この記事はウィザーズ社の公式な認可/許諾は得ていない、ファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC

本記事は以下記事の補足になります。以下の記事を読んだ上でお読みください。

引き続き本ブログを読んでいただきありがとうございます。

上記記事では敢えて説明をしていなかった例外・補足情報を記させていただきます。

(ほぼ)全時代に見られるバリエーションの補足

言語

まずは言語に関する補足になります。

元の記事の方でも「言語は追加されたり削除されたりしている」と記載をしておりましたが、日本語版も途中で追加されたものとなっており、具体的には1996年4月に発売された「第4版」というセット(パック)から日本語が追加となりました。

つまり、MTGが始まった1993年~1996年3月に発売されたカードには日本語版がありません。(ただし、後に再収録されたときに日本語版として収録されるケースはあります)

そのため、昔のカードを探してみると日本語版が無い、ということがあるかもしれないですがそれが理由かもしれません。

なお、現代では英語のみのカード・カードデザインや日本語のみのカード・カードデザインもあります。(主に大会の褒章に見られます)

foil

foilに関する補足になります。

言語と似た話になりますが、foilも1993年のMTG開始時には存在しませんでした。

こちらは1999年2月発売の「ウルザス・レガシー」というセットから加わっており、1993年~1999年1月のカードにはfoilが存在しません。(ただし、こちらも後の再収録の際にfoil版が加わるケースがあります。)

なお、foilが追加された当時、foilは7-8パックに1枚程度、おまけに低レアリティがそのfoil枠を使ってしまうこともありました。

この理由で昔のfoilを探すことは容易ではなく、コレクションするには宝探しや一期一会的な要素があります(これが楽しい!!)

また、現代ではfoilの中でも複数の種類があります。こちらは別記事で書こうと思います。

※ちなみに、foilの正式名称は「Premium foil card」となりますが、現代では「foil」呼称で問題ないかと思います。

時代ごとのバリエーションの補足

旧枠

旧枠に関する補足になります。

旧枠は2003年5月までとお伝えしましたが、実はそれ以降も特殊デザインとして収録されており、2006年に一度収録され、2021年以降は1年間に数セットに収録される程の高頻度で収録されています。

つまり、必ずしも旧枠=古いカードという訳ではありません。

新枠(2003年6月~2014年6月)

新枠(2003年6月~2014年6月)に関する補足になりますが、そこまでありません。

この時期は下図のようなカードの持つ効果に応じて枠が少し違うカードが出ていましたが、かなり少数派のためあまり見かけることはないかと思います。

画像引用元:https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000005/262703/

新枠(2014年7月~現在)

新枠(2014年7月~現在)に関する補足になります。

新枠(2014年7月~現在)の中でもデザインに種類があり、大きく分けると①通常枠、②拡張枠、③ボーダーレスに分かれます。

以下画像をご覧ください。

上にあるのが①通常枠、左下が②拡張枠、右下が③ボーダーレスになります。

①通常枠と②拡張枠はイラストは全く同じで、②拡張枠はイラストがアップになっています。

③ボーダーレスはそもそもイラストが全く別物で、カードの下の方までイラストが広がっています。(もちろん効果は同じです)

一種のカードがこれだけパターンが分かれており、その上に言語・foil/nonfoilがあるのでややこしいですよね。

ですが、ボーダーレスは実物のインパクトが強く、ぜひ実物を見ていただきたいです。

ボーダーレスのカードは以下で紹介しておりますのでぜひご覧ください。

その他の枠・デザインについて

旧枠と新枠がMTGにおける主流の枠になりますが、少しだけ例外があります。

白枠

白枠とは文字通り、白い枠のカードのことを言います。

昔は再収録カードは白枠で収録するルールがあったのですが、一方で昔は新規カードも白枠で収録されることもあり、基準があいまいです。

通常のゲームでも使えますので特に意識する必要はありません。

画像引用元:https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000129/2320/
銀枠

銀枠は珍しい枠となっており、一言で言うと「ネタカード」です。

MTGでは相手にジュースを買いに行かせるなどのネタカードがあり、そのようなカードは昔は銀枠で収録されていました。

現在ではそのようなネタカードも普通の新枠で収録されるようになりましたが、その場合もドングリマークがカードの枠に描かれています。

なお、この銀枠カードは大会では使えません。

画像引用元:https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000134/9771/
金枠

金枠は一部の記念品や記念製品にのみ使われた枠になります。

この枠は表面は普通の新枠なのですが、裏側が以下のような特殊デザインになっています。

金枠はプレミアム感を出すために一部カードにのみ採用されただけでほとんど見かけることはありません。

金枠カードも大会では使えません。

画像引用元:https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036453/
「未来予知」フレーム

こちらは特殊「枠」というよりは特殊「デザイン」として扱われる種類です。

「未来予知」フレームとは2007年5月発売の「未来予知」セットで登場した特殊フレームになります。

名前の通り、未来を予知をした枠となっており、今の新枠より先の未来にはこの枠が使われることを予知しています。(ただし、何年後かは分かりません)

2007年当時は存在しなかった効果を持っていたり、「未来予知」を意識した面白い仕組みになってます。おしゃれですね。

最近再登場し、今ホットな枠です。(個人的にも好きです)

過去から未来まで並べるとこんな感じです。

さいごに

ここまでお読みいただきありがとうございました。

かなり情報量が多く、混乱したのではないでしょうか。MTGを集める中で分からなくなったときに是非読み返してみてください。

また、次の記事ではfoilのバリエーションを紹介する予定です。

ぜひ合わせてお読みいただけますと幸いです。

また、私の好きなカードを以下で紹介しておりますので是非見てみてください。

タイトルとURLをコピーしました